11/20/08 木曜日 |
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--20:52更新分の雑記-- キミの勇者(AA)クリアー♪ 案外長かったなぁ。クリアまでのプレイ時間は34時間20分40秒でした。 現在はクリア後に開放される「凍てついた洞窟」をプレイ中で、プレイ時間は36時間31分30秒です。 とりあえずクリアした上での評価としては「良作」かと。 さすがに終盤になると1区切り30分が難しくなる場面もありますが、それにしても区切ろうと思えば区切れる範囲で作ってあるのは好印象。 コンボシステムは面白くもあり、邪魔でもあり、評価の難しいところですね。 すばやさのパラメーターが行動順序に直結してるように見えて「なんでお前が先に動くんだ」というのがしばしば見られたため、4人で特定の技をコンボさせた後のみ発動する覚醒星技を狙おうにもなかなか発動してくれず四苦八苦。 一部覚醒星技はクリア後じゃないと条件を満たす技を入手しないような? 何か見落としてるのかな?(注:見落としてました。なるほど、スポット参戦キャラの技が条件だったので「こんなのまだ手に入れてないぞ?」と思っていたわけです)) 終盤になってくると、エンカウント率の高さと雑魚敵の強さ・硬さがちょっと気になってくるかも。全てのギルド依頼をこなしても、雑魚敵相手にSPを使わずに戦おうと思うと、こちらのダメージがかなりの物に。雑魚敵の攻撃1発でHPの5分の1とか持って行かれるのもザラですね。 後はアイテムの所持限界が1種類につき15個までという制限も適度な難易度の演出に一役買っていて、終盤ではちと辛かったかな。 何がツライってエンカウント率を減らすアイテムを1つのダンジョンで10個使ってしまうとかが辛かったw マップを完成させないと気が済まないタチな上に、なぜか正解のルートを1発で進んでしまうので、ボス前のセーブポイントまで到達してからマップ埋めに戻ったり、2フロア進んで会話イベント出てから「やべ、これ正解ルートだ」と戻ったりしてたせいで、エンカウント率を下げてもしんどかったです。 難易度も程よく高く、シナリオも多少先が予測できるものの普通に面白かったですね。 多分2が出ても買うと思います。 「多分」なのは、今作の良さはキャラクターの勝利かなとも思うからです。 凄まじい天然純真系だけどヒロイン(主人公?)にだけは笑顔で毒舌を吐く勇者ワンダや、頑張ってるけどなかなかお嬢さま気質が抜けないヒロインの魔法使いティオなど、一歩間違えればむかつくキャラになりがちなのを、逆に個性として上手く使えてるのはお見事。 今作では序盤に入るメンバーは活躍の機会も多いけど、人魚や雪使いやエルフの方々がちょっとばかりキャラを活用するイベントが少なかったかなぁと。 特に魔法攻撃が強い雪使いや、物理攻撃の強い人魚と違い、エルフの弓使いは戦闘面でも「物理も魔法も中途半端に高い」ので使いづらかったのが残念。 この辺りは、「やたらと遭遇する雑魚敵に魔法使いが攻撃されたらあっという間にピンチ」というのも合わせて、FFのように前後の隊列があれば活用できたかなと思いますね。同じ理由で序盤メンバーである銃使いの錬銀術師もどっちつかずで決定打に欠けた感があります。 ラスボス戦まで来ると、主人公の攻撃で4000、魔法使いの攻撃で6500〜7000と差が出てしまっていたので、銃や弓の人ではどうしてもダメージ的に見劣りしてしまって、同じような魔法特化の雪使いか、物理特化のドワーフや人魚、もしくは盗むを持っている盗賊の人がメインになりがちでした。まあそのキャラが好きならば使えないわけじゃないってレベルなので、私の「大火力で一気に決める」という戦略と合わないだけとも言えますが。 他に気になった点は……ギルドの依頼ですかね。依頼期限が決まっているというものがいくつかあるため、話が進む度に全ての街のギルドを覗きに行くのが面倒でした。勇者日記の依頼一覧とかで、「今受付している依頼」とかのヒントを出してくれたら、それが出てないときは新しい依頼がないと判断して先に進めるのになぁと不便に思ったものです。 ただ、ギルドの依頼自体はキャラを掘り下げたり、良いアイテムが拾えたりするので楽しかったですね。クリア済みのダンジョンだと、新しく開放されたエリアの傍までワープ出来る事が多いのも親切でした。 他に良かった点としては、上画面でのオートマッピング。これがあるから逆にマップを埋めないと気が済まない私みたいな奴も出てくるわけですが、本当にあって助かった機能です。地味だけど良い機能でした。 それと、戦闘に出ていないキャラでも戦闘終了時にちょっとずつ経験値が入るため、地道にLvが上がるという点や、戦闘ごとにSPが10前後回復するのも有り難かったですね。 覚醒星技もルートが判明していればそれを設定することで、使用技選択時にその覚醒星技の発動条件技と順序が表示されるのも便利かな? 私はあまり覚醒星技使いこなせてないので活用しきれませんでしたが。 クリア後に各キャラのエピローグが参照できるモードがあったのも良かったですね。あとスタッフロール時に集めたストーリーピース(イベント絵)が表示される演出も、辿ってきた旅路を思い起こさせて、定番ながらもにくい事するなぁと思ったものです。選択肢によって回収できるストーリーピースが違うだけに、「自分が選んできた道」感は強かったですね。 ともあれ、面白かったです。ホントに予想外に。 「まぁたSNKはやっちゃったなぁ」と言う羽目になると思ってたのに、良い意味で予想を裏切られました。 皆さんも「ちょっとの時間でしっかりRPGできる」という本作、いかがでしょうか。 --追記-- web拍手でADK魂かAKD魂になってるよというツッコミを貰いました。 ……あ、あきんど魂だったのさ! ごめんなさい、修正しておきました 記事URL:http://snk-database.hp.infoseek.co.jp/record/811.html#112008
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