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SNK VS. CAPCOM 駄作の呼び声が高い問題作で、これのシステムを完全に活用して楽しく遊べるのは、全国クラスのトッププレイヤーだけではないだろうか。 システムの目玉はグランドステップ（以下GS）とエクシード。ただし、両方とも今までにも存在したシステムと同じようなもので、GS＝ショートダッシュだと明記されている。 一度のGSで画面の4分の1を走る。GS中はいつでもキャンセルして攻撃を出すことが可能。ただし、緊急回避などの避け動作や特殊移動が存在しないので、ジャンプとGS以外相手に近づく方法が無い（歩きや技による移動は別だが）。 しかし、空中ガードがないため、「待ち」や「波動昇竜拳」といったスト2時代の戦法がめっぽう強い。また、前二回を入力した上でキャンセルをかけるといっても、かなり俊敏で正確なコマンド入力と状況判断をしない限り有効な使い方は不可能だろう。中級者程度ではショートステップが終了するか、コマンド入力中に迎撃されるのが関の山。入力できても、そこから次に繋がるような有効な行動が出来るかは疑問。 エクシードはライフが半分以下の時に使用できる必殺技で、1人の相手に1度しか発動できない。利点はパワーゲージを消費しないこと。 キャラは多いのだが、デフォルトのキャラだけではKOFvs.ストリートファイター2といった感じなのはいただけなかった。なにより、前転やら緊急回避が無いせいか、確実に詰む天敵のような組み合わせがあり、巨大なキャラほど勝つのが難しい。また、カプコン側のキャラはまだしも、SNK側のキャラが全てKOFのままコピーしてきた事や、システムの先祖返り、効果音やヒットマークの貧弱さなど、あらゆる点で評価を下げている。致命的な点としては、コマンドの認識がやたらと悪いこと。中でもタメ技は一度ニュートラルを通過してからでないと発動しない。GSなどで素早いコマンド入力が要求されるのに、受付はシビアになってしまった。 あと、何故かKOF2002のどこでもキャンセルが搭載されており、ただでさえ広いキャラクター間の格差が広がっている。怖い物見たさでも、定価で買うと後悔するソフトだろう。好きな人には最高のソフトだろうが、問題はそのコアターゲットと全プレイヤーの比率が1：9どころの話ではない事だ。 ここまで酷評してきたが、セリフ回しや細かな設定までキャラ設定には気を遣っている。隠しキャラも意表とツボをついた選択となっている。 私は結構好きなのだが、それでもプレイすると思わず笑ってしまうほど、面白くない。友人と対戦してもまったく盛り上がらない。なんなんだこれ……。 ネオジオ、PS2、Xboxに移植。全ての家庭版で「本気になったMr.カラテ」、「真・豪鬼」が、PS2とXboxではさらに「アテナ」、「レッドアリーマー」が隠しキャラとして使用可能。 |
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ストーリー ストーリーは存在せず。 |
システム フロントグランドステップ： バックステップ：  ジャンプ：  、 、 大ジャンプ：一瞬  、 、 にレバーを入れてからジャンプ。もしくは、フロントグランドステップ中にジャンプ。パンチ：AorC キック：BorD GC（ガードキャンセル）攻撃：ガード中にCD GCフロントステップ：ガード中に 投げ：ABorCD（スカるとゲージ消費） 受け身：AB 超必殺技：任意のコマンド入力（パワーゲージ消費） エクシード：体力が半分以下で任意のコマンド入力 注：家庭版ではABCDがそれぞれ、PS2：□×△○、箱XABYとなっているはずなので、読み替えてください。 |
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| キャラクター （全24人+隠し8人+家庭版4人。名前クリックで技表へ） |
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| 草薙京 | リュウ | |
| 八神庵 | ケン | |
| テリー・ボガード | ガイル | |
| 不知火舞 | 春麗 | |
| キム | ダルシム | |
| チョイ・ボンゲ | M.バイソン | |
| リョウ・サカザキ | バルログ | |
| 藤堂香澄 | サガット | |
| Mr.カラテ | ベガ | |
| アースクェイク | 豪鬼 | |
| 牙神幻十郎 | ヒューゴー | |
| 色 | タバサ | |
| ギース・ハワード | ロックマンゼロ | |
| マーズピープル | デミトリ・マキシモフ | |
| ゲーニッツ | 火引弾 | |
| ツキノヨル（略）イオリ | 洗脳されたケン | |
| 本気になったMr.カラテ | 真・豪鬼 | |
| アテナ | レッドアリーマー | |
| 隠し要素、裏技等
アーケード版＆ネオジオ版 |
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