龍虎の拳
一撃必殺の格闘ゲーム「龍虎の拳」第一弾。 |
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ストーリー(導入) アメリカのとある街に《無敵の龍》と《最強の虎》と呼ばれる二人の格闘家がいた。《無敵の龍》リョウ・サカザキ。 無敗の空手家タクマを父に持つが、彼が10歳のある日、両親の乗った車が事故に遭い、母を亡くしてしまう。事故は父を狙ったサウスタウンのマフィアの陰謀かと噂された。一命を取り留めた父は、犯人を捜すために街を彷徨い、行方をくらます。 リョウは妹のユリを養うために早朝から深夜まで働いていたが裕福ではなく、妹に苦労をさせないようにと、次第にストリートファイトで金を稼ぐようになる。 《最強の虎》ロバート・ガルシア。 ガルシア財団の御曹司として生まれるが、自分の力で成功を掴みたいと家を飛び出してしまう。ロバートは父の旧友であるタクマの極限流空手に入門し、リョウと共に修行を積む。数ヶ月後、ロバートは単身修行の旅に出る。 数年の時が過ぎ、旅から帰還したロバートはタクマが行方不明になった事を知る。リョウの家へ向かおうとしていると、偶然にもユリが誘拐されている現場に遭遇する。一足遅く、ユリを助けられなかったロバートはすぐさまリョウを探し出す。二人はユリを助けるため、唯一の手がかりであるサウスタウンナンバーの車を追って、因縁のサウスタウンへと向かうのであった。 |
システム ダッシュ:バックステップ: ジャンプ:、、 パンチ:A キック:B 特殊:C 挑発:D 強パンチ:最後に押したボタンがAの時にC 強キック:最後に押したボタンがBの時にC 投げ:立ち密着時にC 空中後ろ蹴り:ジャンプ中にC 三角蹴り&三角跳び: 後方ジャンプ中に壁際で要素かニュートラルで三角蹴り、それ以外にレバーを入れると三角跳び 隠し必殺技(超必殺技): 体力が4分の1以下で気力ゲージが満タンに近いときに、任意のコマンド。 覇王翔吼拳は体力などの使用制限がないが、リョウとロバートは超必殺技伝授を達成していないと使用できない。 |
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キャラクター (全8人+特殊2人。名前クリックで技表へ) -ただしリョウ&ロバート以外は対戦専用- |
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リョウ・サカザキ | ロバート・ガルシア | |
藤堂竜白 (VSのみ使用可能) |
ジャック・ターナー (VSのみ使用可能) |
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リー・パイロン (VSのみ使用可能) |
キング (VSのみ使用可能) |
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ミッキー・ロジャース (VSのみ使用可能) |
ジョン・クローリー (VSのみ使用可能) |
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Mr.BIG (VSのみ使用可能) |
Mr.カラテ (VSのみ使用可能) |
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隠し要素、裏技等
全機種共通 |
ストーリー(完結) リョウとロバートは街中の猛者と戦いながら情報を集めた。情報を繋ぐうち、彼らはユリが軍事施設にいると知る。ダウンタウンのボクサー、ミッキーの手引きで空軍士官学校への潜入に成功した彼らは、そこで教官をしていたジョン・クローリーと相対する。ジョンはマフィアと繋がっており、武器の横流しをしていた。ジョンを倒した彼らは、ついに元・陸軍大佐の経歴を持つマフィア幹部、Mr.BIGの存在を突き止める。 ジョンに教えられた工場へ殴り込み、見事BIGを倒した彼らだったが、黒幕のはずのBIGは不可解な言葉を残す。港の近くにある空手道場を捜せ、不敗の格闘家がお前を待っている、と。 その言葉に従って道場へ向かうと、そこには天狗の面を着けた空手着の男、Mr.カラテが待っていた。 苦戦の末、カラテを倒したリョウがとどめをさそうとすると、捕らわれていたはずのユリがカラテをかばう。だが、彼女の言葉もまた不可解だった。 「やめてお兄ちゃん! 私は何ともないの……お兄ちゃん、その人は……その人は私達の……」 ――to be continued? と、凄く中途半端に終わる。 結果から言うと、このMr.カラテこそリョウとユリの父、タクマなのだ。ユリを人質に取られ、しかたなくBIGの配下に付いていたらしい。続編である龍虎2のオープニングでこの辺りの事が語られる。 ただ、BIGが敗れて息子達が来たというのに黙って戦うのは……格闘家として、成長した息子と全力で手合わせをしたかったという事にしておこう。恐らくリョウとタクマはそういう人物だ。 真相はスタッフがそこまで考えてなかっただけだと思うが、ちゃんと考えてもタクマならば黙ってリョウと戦うだろう。何せ、初代《無敵の龍》として無敗を誇ったくらいだ。数年ぶりに会った息子がここまでたくましく成長していれば、自分と同じ技を使っていれば、戦ってみたくなるのも無理はない。 補足するならば、次回作の龍虎2でキングがリョウに敗れた後でビッグを裏切り、ユリを助けたとにおわせる設定がある。この場合、ユリはMr.カラテの潜む空手道場に捕らわれていたのではなく、Mr.カラテもユリがどこに捕らわれているのか、どうなっていたのかを把握できていなかったと考えられる。 その場合だと、キングに助けられたユリが急いで父と兄の元に駆けつけて、ギリギリ間にあったという風になるので、Mr.カラテが戦う動機は「ユリが人質になってるので仕方なく」のままで行ける。その代わり、なんでキングがユリの居場所を知っていたのかという矛盾も出るのだが……。 なお、SFC版のみエンディングが追加されている。そこではタクマが事件の真相を語るのだが、後の作品と整合性がとれない独自設定となっている。しかし面白い仕上がりなので、横に書いておこう。 ←こんな感じ。 公式設定と違うところで解りやすいのは、ギースとBIGの関係。 ギースとBIGは同じ組織に属する幹部同士だが、ほぼ同格である。 わずかにギースの方が上回り掛けているかどうかという程度なので、BIGはギースを嫌っている。 また、ギースが実業家という事になっており(あながち間違ってはいないが)、手を汚したくないというのは、餓狼でジェフをあっさり暗殺している事などとも矛盾している。 ちなみに、ジェフが暗殺されるのはこの3年後なので、餓狼1は龍虎1の13年後の物語という事になっている。 タクマも師範の座を譲っておらず、龍虎2に師範として参加している。 詳しいことは「考察」コーナーの時系列やキャラデータベースなどを参照して欲しい。「龍虎の拳」の考察も資料が揃い次第追加予定だ。 |
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